院長のひとりごと。

金曜日, 6月 16, 2006

ワールドカップの裏で・・・。

全世界の人々が注目するサッカーワールドカップ。私も寝不足になりながらの診療を余儀なくされている。日本戦は特にがっかりした。残りあと10分での大逆転。でも次がある。頑張れニッポン。

それはさておき、このワールドカップの裏でやはりニュースにならない重大な事件が横行している。

まず医療費負担増。皆さんのうちどれだけが知っているだろうか?民放のニュース番組ではほとんど取り上げられていなかったと思う。老人負担が1割から2割に引き上げられると言う話。一度負担増になると元には戻らない。
W杯で浮かれている時期に採決するとは、やはり自民党や官僚のやり方は汚い
自分たちで作った借金を他人に負わせているのと同じ
日本国民はW杯と同じように一丸となって立ち上がらなければならない。自分たちの未来がかかっているのだ。年をとればとるほど病気になりやすいのは当然のこと。本来は「人間50年」の世界なのだ。
医学が進歩しているからこそ平均寿命が30年も延ばすことができたのだ。それを事実として我々も受け止めなければならない。
「先のことだから」と考えがちだが、実際50年後には年老いた我々を支える若年層は少子化の影響で頼ることができないくらい少ないだろう。そのとき収入がないに等しい年老いた我々は果たして現在のような長寿を保つことができるだろうか?
家族、特に老人が入院した経験のあるご家庭ならご存知だろうが、入院にかかる費用は凄まじい。
その負担がさらに増えるのだ。憎き官僚が豪遊した付けが我々に回ってくるのだ

話を続けるとだんだん腹が立ってくるので、次の話題に移る。
それは地上はデジタル放送である。
確かに映りはいいし、いろんな情報も同時に入手できる。でも強制的に移行する必要があるのか?
なぜこのような話をするかと言うとそれは、アンテナ問題があったからである。
実は前回のテレビ購入後デジタルアンテナを購入しようと家電量販店をウロウロしていたが、自宅が東京タワーから直線距離で40kmくらいの弱~中電界域にあたるため、どのアンテナを購入するが迷ってしまった。弱電界域と中電界域ではアンテナも違ってくる。弱領域では屋根の上にUHFアンテナをつける必要があるが中領域ではブースター付きのアンテナをベランダに付けるだけでも映るらしい。
実は屋根付けにすると確実に映るが、工事費用が2万から5万くらいかかるらしいのだ。
テレビの出費の上にさらに金がかかる。これを2011年から強制するのだからかなり考え物ではないだろうか?今更わざわざCATVに入るのも癪だし。

最近ストレスのためか歯軋りするようになったらしい(泣)。