院長のひとりごと。

月曜日, 2月 27, 2006

ついにLinuxマスター?

とりあえず自前のSarge ORCAのデータのリストアにも成功!

ほとんどそれぞれの作業の意味は分かっていないが、先駆者たちのお力をお借りして、あちこちHP検索し分からない所を徐々に解き明かしつつ進めていた。

そんな中、ver.2.3.0からver2.6.0へのデータコンバートの際にトラブル発生。
データベース構造が変わったらしく、DBエラー文字が幾度となく繰り返される。

困り果ててSargeから再インストール。
2.6.0から2.5.0にバージョンを落して再度ORCAもインストール。
しかし無情にも「保険組合せがありません」とエラーメッセージが...。

あぁ、もうダメだ。
大事な週末を割いて行った作業にもムダに終わった。

と思い、日曜日の深夜に一人悲しく「なにか情報がないか」と諦めながら検索作業。

すると、あったじゃないですか、ORCAのメーリングリストに!!
同じ悩みの人のメールが!!

# apt-get --reinstall install jma-receipt

たったこれだけ、これだけ入力するだけで内容は残したままデータベース構造を再構築してくれるんです。

これが分かるのに丸2日。

先駆者に言わせると「丸2日は浪費じゃなくって当然の結果」と言うのだろうが、初心者にとってはきついんですよ。

でも独学で、サポートのない状況で自分はよく頑張ってると思うなぁ。

小泉君はすぐに「医療もIT化の時代だ。」なんて偉そうな事言うけど、
そのためにどれだけ医療機関がお金がかかるか分かってるのかなぁ。

前にも書いたけど、お金かかるのさ。

レセコンだけで導入に200万。維持費や保険改正のデータ更新で年に40〜50万がとぶ。

ORCAなら自前で導入すればPC代のみ。10万で始められる。
あとは頭と時間と努力だけ。

導入を考えている先生にはオススメだなぁ。

DBが再構築された時、妙に気だるい心地よさを感じた。

火曜日, 2月 21, 2006

機種依存?

このブログ、今までFirefoxで書いていたが、それだとどうもIEでは閲覧できないらしい。
今日はIEで投稿中。

果たして閲覧は可能か…?

月曜日, 2月 20, 2006

いろいろな事。

最近身近でいろいろなことが起こっている。というか起こしている?


まず、ついに念願だったSarge ORCAシステムの構築に成功!!
しかもいろいろ試したかった事も次々にクリアできている。
Linuxに関してはまだ分からないことも多いが、ここ2年くらいやってきたことが徐々に実を結ぼうとしている。
またこれで不安だったORCA初号機のバックアップ用として使用も可能になるだろう。
あとはサーバーの二重化をしつつデータを移行すればよいだけのこと。

いままで初号機のスタンドアロンでやってきていた。レセプト業務も。
いつ壊れるか分からないため、バックアップのためMOも準備したが、カーネルが古すぎてMOを認識できず涙の敗戦。
カーネルの入れ替えも考えたが、何せスタンドアロンなため、失敗してデータを吹き飛ばすことを考えると怖くて出来なかった。
そのために新しく秋葉原で3万円のバックアップ用弐号機を購入。
しかしSargeのインストールがうまくいかず、捨て置かれていた。
そしてこの度やっとこさ再インストールする気になり再開。
やっとここまでたどり着いた。
懸念だったMOもカーネル2.6.8の前にあっさりと降伏。USB接続のみで認識してくれた。
あとはデータ移行だけ…できるかなぁ。


次に診療報酬改正。
これは2年に一度のいつものイベント。
しかし皆さんも新聞・テレビにてご存知のとおり、今回は大幅なマイナス改定(3.16%)となった。

ここで愚痴っても意味がないのだが…。
小泉首相を好きな国民の気持ちが私には分からない。
「他に首相にふさわしい人がいない」「わかりやすい」「何かしてくれそう」
そんな理由『だけ』で選ばれる首相って…。
状況判断に乏しい国民のために私が言おう。

「彼はただの『パフォーマー』なのだ。」

今回の診療報酬改正に関しても「聖域なき構造改革」を信条とする彼がこだわった部分は『過去最大のマイナス改定』という部分のみといわれている。
『過去最大(3%以上のマイナス)』という数字が出るや彼は財務省が進める「5%のマイナス」という数字をいとも簡単に無視している。
これが「小泉=パフォーマー」と指摘した所以である。
その他、発言を聞くたびにいい加減であり、見た目やパフォーマンスが目に付くのは周知の事実だ。

それに踊らされている国民や我々(医療従事者)は正直情けない。

一般の方々に分かっていただきたいのは病院・診療所の唯一の収入源は診療報酬のみだという事。
この中から従業員や非常勤医師の報酬、医療機器のリース料やローン、薬の入荷代金、検査代金やその他、事務用のPCもこの中から購入している。
朝日新聞で「医者の報酬」という記事が以前あったのを覚えている。
その中には「開業医で平均年収2400万前後、勤務医なら1200~1500万」と書かれていたがはっきり言うとあれは嘘だ。
威張って言うことではないが、実際私の年収は勤務医の約半分に近い額だ。
開業医の2400万前後というのは診療所そのものの収入(診療報酬のみ)か、もしくは一部の何億と稼いでいる自費診療などを行う形成外科医や健診クリニックなどの医者が平均を吊り上げているわけだ。
それと同じ目で見られると私たちのように細々とやっている診療所はたちまち潰れてしまう。
潰れなかったとしても医療の質は「安かろう、悪かろう」となってしまうだろう。
(実際、そういう話をしている医者もいる。)

そんな小泉マジックに踊らされている国民が「小泉=悪政」に気付くのはそれほど遠くない将来だろう。


それと小さなことだが、もう一つ…。
近くに新たにクリニックが建つという噂がある。
こんな立地条件の悪い田舎に立てて採算が取れると思ってるのだろうか?
狭い地域で患者の取り合いになるよりも住み分けを考えたほうが良いのでは?
駅前に進出すれば、新しいマンションも何棟も立つしビジネスチャンスが広がるだろうに…。


最近、女子カーリングにはまっている。
林さん可愛いね。
小野寺さんは勝つたびにカメラに向かって「○○さん、勝ったよ!」って公共の電波を私物化するよね。
でも可愛いね。
あと今日のとくダネに藤森さん出てたでしょ。時間なくって見れなかったけど。

金曜日, 2月 17, 2006

やっぱりSBX!!

皆さん見ましたか!トリノオリンピックからの新競技「スノーボードクロス(SBX)」!
もともと「とくダネ」で女子SBXの日本代表の藤森選手がビジュアル系だという特集で初めて知った競技。
簡単に言うとモトクロスのスノーボード版。予選はタイムトライアルだが、決勝では4人同時に 障害やカーブやジャンプのあるコースをすべり、先にゴールした人が優勝。
これだけ聞くと普通の競技と変わりないと思うけど、この競技の醍醐味は激しい接触と転倒(?)。
とくに女子SBXの決勝は凄かった。準々決勝で藤森さんはスタートで出遅れて4番手から追いかけるレース展開。タイムトライアルの実力からみて準決勝は無理だろうと思いながらテレビの前で観戦。
無理とは思いながら心の中で思うことは「2位と3位が接触して転倒すればいいなぁ。(不純でスミマセン)」
そんな中、祈りが通じたのか、2位と3位の選手のまさかの接触・転倒!
だいぶ離されていた藤森さんは悠々と転倒選手を交わしまさかの2位フィニッシュで準決勝進出。
しかし残念ながら準決勝では幸運は2度は続かず4位フィニッシュとなった。
そして迎えた5~8位決定戦。1人棄権したため、実質は5~7位決定戦だったが、ここでもスタートで出遅れる藤森選手。まぁしょうがないなと思ったつぎの瞬間、1位と2位の選手がまさかの接触・転倒(笑)。
しかしながら藤森選手は転倒選手にコースを切られ、前回のように行かず失速。残念ながら7位に終わったが、それほど期待していなかったことを考えるとまさかの大健闘といってよいだろう。(ちなみにSBXの女王と呼ばれていたフランスの選手は毎回接触に巻き込まれ決勝の最下位である16位に終わったことを考えるとわかりやすい。)

しかしSBXの醍醐味はこれでは終わらなかった。
決勝の決勝戦である1~4位決定戦(Final)で大波乱が起きた!!!

決勝に残った中で優勝候補といわれたのはアメリカの選手。
スノボ発祥のアメリカはこれまでのスノボの競技(ハーフパイプ男女、SBX男子)で3連続の金メダル。
今回も優勝だろうと思い観戦。
するとスタート直後から3選手がデッドヒートを繰り返す展開。
ダンゴになると転倒の危険が出てくるため真剣に見ていたら、案の定2位と3位の選手が接触!
これで1位で独走となったアメリカ選手。
「また優勝か」と思った次の瞬間、事件は起きた。

最後の2連続ジャンプでバランスを崩し、まさかの転倒!!!!!

最後に金メダルを奪ったのはスタートで出遅れた4位の選手だった。

これぞまさしく「手にかかった金メダルが指からすりねける瞬間」だったのだろう。

人生と同じで何がおきるか分からないSBX。
一気にファンになってしまった。
おそらく私と同じくファンになった人も多いだろうし、競技人口も増えていくのでは?

予選もタイムトライアルじゃなくて同時にすべるようにしたら面白いだろうに。

あと、藤森選手、可愛かったなぁ。

月曜日, 2月 13, 2006

移ってきました。

いろいろ事件が起こり(L社の事件など)、ブログを転々と変えていましたが、やはりここに落ち着きました、Google。
いつも検索等でお世話になっていたし、 母体も大きいということで一番落ち着いて書けるかな?

これからはこちらでお世話になります!

もう浮気はしません!(笑)